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りんごの産地ランキング!名産地の美味しいりんごはどう作られている?

りんごの産地ランキング!名産地の美味しいりんごはどう作られている?

爽やかな甘みと心地よい歯ざわりが人気の果物、りんご。年々新しい品種が登場しており、味や見た目の特長も様々です。

今回は、そんなりんごの産地について紹介します。美味しいりんごはどこで栽培されているのか、産地ごとの栽培方法や主力品種の違いなど詳しく解説しているので、ぜひチェックしてくださいね◎

青森県は日本一のりんご産地!

日本一のりんご産地といえば、青森県。生産量、栽培面積共に国内トップで、全国シェアは58.4%を占めています。中でも浪岡地域では「ふじ」や「ジョナゴールド」などの人気品種をはじめ、様々なりんごが盛んに栽培されています。

青森県に次いで、生産量2位は長野県、3位は岩手県と続きます。いずれも日本の北側に位置し、年間を通して涼しい土地です。

美味しいりんごが育つ条件とは?

りんごの名産地といわれる土地には、美味しいりんごを育てるのに適した環境が整っています。特にりんごが成熟期を迎える9月頃の気候は、果実の品質に直結するといわれています。

では美味しいりんごが育つ気候条件とは、どのようなものなのか、詳しく見ていきましょう!

年間を通して涼しい

りんごを育てるのに適した気温は、年間平均6~14℃といわれています。日本一のりんご産地である青森県は、平均気温が10℃前後と年間を通して涼しく、りんご栽培に適しています。

特に秋ぐちの低気温は、りんごの甘みや色付きに必須。南の地域では、まだまだ暑さが残る9月頃でも涼しい東北の気温は、りんご栽培における強みです。

降水量が少ない

りんごの樹は病気に弱く、雨が多いと黒星病などの深刻な病気を発生させるリスクが高まります。そのため、健康で元気なりんごを育てるためには、雨の少ない気候がカギとなります。

また肥料の養分は、雨が少ないほど樹に吸収されやすく、栄養をしっかりと蓄えた美味しいりんごに育つといわれています。

昼夜の寒暖差が大きい

昼夜の寒暖差は、りんごの果肉の甘さに大きく影響します。りんごは昼の暖かい気温の中で成長し、夜に急激に気温が下がることで、身を守るため栄養や糖分を蓄えます。

この工程を繰り返しながら成熟することで、りんごの果肉は引き締まり、甘みもぐっと増すといわれています。

りんごの産地ランキングTOP5!

りんごの名産地では、どのようにして美味しいりんごが育てられているのか、気になりますよね。

そこでここからは、産地ごとに異なるりんご栽培の秘密や旬の時期など、人気品種と合わせて紹介します!

【1位】青森県のりんご栽培の特長

青森県では、明治以降から急速にりんご栽培が広まったといわれています。青森県最高峰の「岩木山」は、季節風からりんごの樹を守り、噴火により形成された火山灰土壌はミネラルたっぷり。寒冷な気温と合わさり、みずみずしく甘いりんごを育てます。

そんな青森県では、時期ごとに様々な品種のりんごを収穫していて、県オリジナル品種の「つがる」は、9月上旬に旬を迎える早生品種の代表格です。

【2位】長野県のりんご栽培の特長

長野県は、日照時間が長い県としても有名で、太陽の光をたっぷりと浴びた甘くて美味しいりんごを育てています。また日本のりんご産地の中では比較的南に位置するため、国内でいち旬を迎えます。

甘みと酸味のバランスが良く、濃厚な食味が人気の長野県産「シナノリップ」は、8月中旬頃に収穫を迎え、他のりんご品種に先駆けて市場に出回ります。

【3位】岩手県のりんご栽培の特長

岩手県では、太陽の光が全体に行きわたるよう、あえて樹を低く仕立てる「わい化栽培」や、樹上で完熟させてから収穫する「樹上完熟」など、美味しいりんごを育てるため様々な栽培方法に取り組んでいます。

そんな岩手県で生まれた「はるか」は11月に収穫を迎える、冬のりんごを代表する人気品種。鮮やかな黄色い果皮と、蜜入りで濃厚な甘みが特長です。

【4位】山形県のりんご栽培の特長

山形県は、安全で品質の良いりんご作りをモットーに、有機性資源を活用した土づくりや低農薬栽培など、エコ農業にも積極的に取り組んでいます。

そんな山形県の主力品種「ふじ」は11月に旬を迎え、山形県産のふじは蜜入りバツグンで贈答品としても人気。また山形県はふじの無袋栽培にもいち早く取り組み、太陽の光をたっぷりと浴びた「サンふじ」の栽培も盛んに行われています。

【5位】福島県のりんご栽培の特長

福島県は、りんごの名産地の中では南に位置し、春は早く暖かくなり、冬は遅く雪が降るため、他の産地よりも長く樹上でりんごを育成できるのが特徴です。樹上完熟の福島県産りんごは「幻のりんご」と呼ばれ、濃厚な甘みとシャキッとしたみずみずしさを楽しめます。

また、福島県は青りんご品種の中でも人気な「王林」発祥の地でもあり、古くから品種改良や貯蔵技術の発展に努めています。福島県のりんごの旬は長く、10月下旬から12月上旬頃まで続きます。

まとめ

りんごの日本一の名産地は青森県で、生産量、栽培面積共に国内トップです。また、りんごは産地ごとに栽培方法や旬の時期が異なるので、りんごを選ぶ際はぜひ産地にも注目してみてください。旬の時期には、名産地の美味しいりんごを思う存分味わいましょう!

JA相馬村では、青森県産の蜜入りりんごを旬の時期に合わせてお届けしています。ご近所さんへのちょっとした贈りもに、お呼ばれされた際の手土産に、産地自慢の甘くて美味しいりんごはいかがでしょうか?気になる人は、ぜひJA相馬村の公式サイトをチェックしてくださいね!

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