カート

ログイン

会員登録

商品

メニュー

閉じる

【管理栄養士監修】りんごのカロリーは?他の食品との比較やダイエット効果について解説!

【管理栄養士監修】りんごのカロリーは?他の食品との比較やダイエット効果について解説!
加藤ゆうき
監修者

加藤ゆうき

管理栄養士

りんごはとても身近な果物なので、手にする機会も多いのではないでしょうか。美味しくて甘い分、カロリーも高いのかな?と心配に思う人もいるかも知れませんが、実はりんごはダイエットに良い効果が期待できる果物なんです!

今回は、そんなりんごのカロリーや栄養価など、ダイエットに効果的な理由について紹介します◎

そもそもカロリーとは?

ダイエット中の人にとって食品のカロリーは、特に意識したいポイントですよね。しかし、そもそもカロリーとは私たちの体にどんな影響をもたらしているのか、役割やデメリットについて詳しく知らないという人も多いはず。

まずは、そんなカロリーの正体について詳しく解説します。

カロリーは甘さと無関係

市販の食品に必ず表記されているカロリーは、車にとってのガソリンのように、人間が生きていく上で必要不可欠な「エネルギー」の単位です。このエネルギーは、年齢や運動量によって必要な値が変わります。

食べ物に含まれるエネルギーは大まかに脂質、炭水化物、タンパク質の3つに分類され、そのバランスからカロリーの数値や内容が変わるので「甘さ=カロリー」というわけではありません。例えば白米やショートケーキは、同じ量の果物に比べて約10倍近いカロリーがあります。

ダイエットに必要なのは?

重要なのは食事内容と適度な運動ですが、その上で自分の体に適したカロリーコントロールは欠かせません。普段から食べている食べ物のカロリーや栄養素を把握しておくことは、ダイエットにとても役立ちます。栄養バランスを整えることこそが、ダイエットへの近道といえるでしょう。

りんごのカロリーはどれくらい?

ここからは、りんごのカロリーはどれくらいなのか、他の食品と比較しながら見ていきましょう!

りんごのカロリーはチョコレートの約10分の1

品種によって異なるため一概にはいえませんが、りんごのカロリーはMサイズ1個(255g)で138kcal、​​一切れ(1/6個)40gで20kcalです。100gあたりで他の食べ物と比較してみると、りんごが54kcal、白米が130kcal、ミルクチョコレートは545kcalほどです。ちなみに茶碗一杯(約150g)234kcalなので、比較するとりんごのカロリーは4分の1以下になります。

品目 カロリー(100gあたり)
りんご 54kcal
白米 130kcal
ミルクチョコレート 545kcal

りんごはぶどうやマンゴーに比べてヘルシー

先ほどはりんごの品種ごとにカロリーを比べてみましたが、次は他の果物と比べてみましょう。

      
品目 カロリー(100gあたり)
りんご 54kcal
みかん 46kcal
43kcal
キウイ 59kcal
43kcal
いちご 34kcal
ぶどう 59kcal
すいか 37kcal
メロン 42kcal
40kcal
マンゴー 64kcal

りんごのカロリーは、他の果物に比べて特別低いわけではありませんが、先ほどの例のように砂糖がたくさん使われているものに比べると果物同士の差はほとんどありません。ちなみに果物を1日に200g取り入れることでバランスのとれた食生活が目指せるといわれています。りんごの場合1個(可食部)255gほどなので、1日の目安量としては半分〜1個が適量です。

りんごがダイエットに効果的な3つの理由

「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」ということわざがあるように、りんごは栄養豊富で健康に良い果物とされています。りんごに含まれる栄養素はダイエットにも効果的で、積極的に取り入れることで効率よくスリムアップを目指せます。

ここでは、りんごがダイエットに効果的とされる3つの理由について解説します。

血糖値の上昇を抑える

りんごにはペクチンという食物繊維が含まれています。水に溶けるとゼリー状になり小腸での栄養素の吸収を抑えるため、血糖値の急激な上昇を抑えてくれる働きがあります。血糖値が急激に上昇すると、インスリンというホルモンが血糖値を下げようと分泌し、血液中の糖分を脂肪が皮下脂肪として蓄積してしまいます。このような現象を、りんごが含む食物繊維が防ぎ血糖値の上昇を抑える役割があります。

食欲増長を抑える

実はインスリンが与えるダイエットへの悪影響は他にもあります。血糖値が急激に上昇した時、インスリンが必要以上に分泌されてしまうと、逆に血糖値が急降下し食欲が増してしまうのです。りんごの食物繊維は、食べたのにまた食べたくなる負の連鎖に陥ってしまうのを抑える効果も期待できます。

内臓脂肪を減らす

りんごに多く含まれるプロシアニジンというポリフェノールは、悪玉コレステロールの増加を抑えたり、脂質代謝を促進したりします。悪玉コレステロールの値が高くなると、動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高くなります。ポリフェノールはりんごの皮の部分に多く含まれているので、可能であれば皮ごと食べるのがおすすめです。

りんごはダイエットの味方だった!

りんごは、100gあたり54kcalとヘルシーで、ダイエットに効果的な栄養素を多く含む果物です。また、りんごは1年中手軽に購入できるため、ダイエット食として続けやすいところも魅力の一つです。毎日の生活にりんごを取り入れて、無理なく美味しくダイエットを楽しみましょう!

JA相馬村では、甘くて栄養たっぷりな飛騨りんごを、旬の時期に合わせてお届けしています。旬の飛騨りんごは、蜜たっぷりのジューシーな甘みが楽しめ、美味しく健康をサポートします。産地直送だからこそお届けできる旬の味を、この機会にぜひご堪能ください◎

参考サイト

記事一覧に戻る

加藤ゆうき
監修者

加藤ゆうき

管理栄養士

管理栄養士として保健センター、透析専門クリニックに勤務し栄養指導業務を行う。 現在はフリーランスの管理栄養士として、ケータリングサービスのメニュー開発や、Web等の記事の執筆を行う。