早生ふじ

早生ふじの特徴

「早生ふじ」は、突然変異で生まれてきた通常のふじよりも収穫時期が1か月程度早いものの総称です。品種はいくつかあり、「あずさ」「昂林」「ひろさきふじ」「紅将軍」「涼香の季節」「やたか」「ほのか」などがあります。
果実の大きさや形、外見はふじとよく似ていますが、やや扁平気味の物が多いような気もします。果実全体に色付きもよく、サビも少ない印象があります。

大きさ

大きさは300～400ｇほどです。

旬の時期

通常のふじよりも約1か月早く収穫でき、10月初旬頃から始まり10月下旬頃までとなります。市場に出回るのもほんの一時期で、10月中旬頃がピークとなります。

早生ふじの歴史

早生ふじは、紫外線などの影響で「ふじ」の細胞に特別変異が起こり、一本の枝や茎だけに元とは異なる形質があらわれるという「枝変わり」で生まれてきた通常のふじよりも収穫時期が早いものの総称です。

早生ふじの味

果肉はジューシーで、シャキシャキした食感も心地よく、丁度良い固さです。
甘味酸味共に主張しすぎなく、ふじと同様、おいしいりんごです。